GLP-1ダイエットは本当に副作用がないの!?
久しぶりに真面目にブログを書こうと思っています。
その理由となったのが…
GLP-1痩身注射
「楽に痩せられる」「一日一分で減量」など今美容外科がかなり推している糖尿病の治療薬を注射するダイエット法です。
まずGLP-1とは…
1980年代に解明された消化菅ホルモンで食べ物が小腸の出口に到達すると分泌され、食欲の抑制や血糖の低下効果があります。GLP-1の分泌が多い人は痩せやすく、少ない人は太りやすいと考えられ別名痩せホルモンと呼ばれるそうです。正式名称は「GLP-1受容体作動薬」で上に書いた通り糖尿病の治療薬です。
安全性は?
このGLP-1ダイエット、肥満体国アメリカやヨーロッパでは肥満治療薬として認可されているそうです。が、日本ではまだダイエット目的での認可はおりていません。なので保険適応外の自費診療です。
GLP-1受容体作動薬を注射すると…
- 脳に作用し食欲を抑えて満腹感が早く得られる。
- 胃や腸の働きを遅らせ食べ物が長く残る。
- 血糖値の急激な急上昇を防ぐ。
「自分の体の中にあるホルモンを注射するだけで痩せる。」
注射に躊躇する方はいるかもしれませんが、このように身体の中にあるホルモンと言われてしまうと一気にハードルがさがりますよね!?(^-^;気軽な気持ちで受けてしまう方もいるかもしれません。しかし安全性に不安が残ります。
副作用は無い?
消化器系に作用するので吐き気や便秘が一番目につく副作用でした。その他頭痛を伴うと書いてあるクリニックもありますが、どのサイトにも基本的に安全だと書かれています。まだ始まったばかりの施術なので、本当に安全かは誰にも分かりません。
どんなお薬にも必ずデメリットがあります。
先日人気ユーチューバーのてんちむさんが「痩せる注射を1ヶ月打ったら痩せるの?」という動画(現在は削除されています)をアップして大炎上したように、皆さんこの注射に対する危険性は感じると思います。
河村的見解
個人的には糖尿病の注射を健康な身体に打って害が無いなんてことがあるはずがない!と強く思います。何事も自己責任なので今だけ痩せれば良い!後遺症も気にならない!という方には奇跡の有難い注射と思えるのかもしれません。
しかし運動も出来ない位太ってしまった(命にかかわるような)方が、この注射に短期間助けてもらい、足腰に負担がかからない程度の体重になったら運動に切り替えるなど、適切な使い方も勿論あると思います。
しかしクリニックのキャッチコピーをそのまま信じて、気軽に手を出して良い物とは私は思えません。実際メルカリなどでも「ビクトーザ」(GLP-1の注射は何種類かあるそうです)が売られていたり、個人輸入も簡単に出来てしまう様ですが…必ず何らかの身体の不調が後から出ると思います。
後遺症や体への影響も勿論のこと、もう一つ気になっているのは注射への依存性です。「ストレスなく痩せられる。」「絶対リバウンドしない。」などという魅力的な言葉が並ぶホームページを見ましたが、リバウンドしないでいられるのはその注射を打っている時のお話だと思います。意思が固く一度痩せたらこの体重を絶対自力でキープ出来ます!!!という方も居るかもしれません。しかし多くの方は食べたいという欲望に勝てなかったり、色んなダイエットに失敗して今があると思います。人間誘惑に勝てる人なんて殆どいないと思うのですよ(^-^;私もその一人なので、依存しちゃう怖さを人一倍感じます。
又太ったらあの注射打てば痩せる!と思ってしまう方がこれから増えないように、敢えて拾い画像を投入。
ごめんなさい。画像もネタもお借りしましたm(__)m
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河村れい子
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